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来年の目標 [日常]

止める勇気、人に任せる勇気。

継続は力なり、という美しすぎる日本語があって
私は思いっきり呪縛されている。
つまり、いったん始めてしまったら止めることができない。
ダイエットすら、止めることができず
継続のためにリバウンドを繰り返すというていたらく。(をい~!)

まあそれは笑えない冗談であるが(いや、事実だな)
おおむね、いったん始めたことはやめたくないという強い意志がある。
状況だけ見れば、三日坊主の対極にあるのが秋川だということになるが
これが見事なぐらい実を結ばない。
ただだらだら続けているだけではどうにもならん、という生き見本である。
しかも始めてばっかりなのでやることは増える一方……

さらに私は稀代の『いらんことしい』(余分なことをする人)で
自分の担当を越えて色々やらかすことが多い。
そして、その底にあるのは純然たる奉仕精神なんかじゃなく
『そうすることで自分がいい目にあいたい』という薄汚い下心だけなのだ。
もうね、『見たらわかる、あかんやつやん』って話なのである。

心身ともに坂を転がるように衰えていく中
余分なことに気力、体力を奪われていては
本当に大事なことができなくなってしまう。
これから先、忙しくて、忙しくて、忙しいだけの人生でいいのか!
仕事で忙しいのはありがたいし、本望でもあるが
そもそも仕事だけなら、ここまで忙しいわけがない。(……たぶん)
とどのつまり、その他諸々との合わせ技で忙殺されているのである。

この際、『どうしても私でなければ』なんてものは
この世の中にはないのだ、と自分に言い聞かせ
アウトソーイング上等、敵前逃亡ばっちこいを目指すことにする。
でもって、なんとしてでも休みを作って残り4つとなった
『行ったことがない県』を踏破するのじゃ~。

来年の秋川はメンタルをそがれそうなことを
片っ端から人任せにして『楽に生きる』のが目標。
頑張らないし、必要以上のことは絶対やらない。
どちら様も、そこんとこよろしく!

ということで、今年も大変お世話になりました。
何でも止めちゃいたい症候群真っ盛りのぐだぐだ秋川ですが
来年もよろしくお願いいたします。
皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。




**************************

【防備録】

・2017年 刊行

 居酒屋ぼったくり7          (アルファポリス)
    〃    8          (   〃   )
 幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動  (講談社)
 放課後の厨房男子 文庫        (幻冬舎)
 放課後の厨房男子 まかない飯篇    ( 〃 )

・2018 執筆&刊行予定
 
 A社、K社、G社、K社(新規)にて単行本&既刊文庫化数冊
 
 
   うーん……このうち数冊は脱稿、初校済みとはいえ……うーんうーん……(汗)
  

*****************************

 
 
 
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リフォーム工事完了 [日常]

辛い一ヶ月だった……

建ててそろそろ15年になる我が家。
十年を過ぎたころから、近隣で外装工事が増えてきた。
(我が家はミニ開発地なので建設が同時期)
我が家もそろそろやらねば……と思い続けて五年、
やっと重い腰を上げた。

以前なら、色々調べて他社見積もりも取って……と
やったのだろうけど、どう考えても余力がない。
やむなく、建てたメーカーに頼んでリフォームすることに。
高いことはわかっていたし、それ故に近隣は他社に依頼もしていた。
でも、建てたところに頼むのは手っ取り早い。
なんせ、一切何も考えず
『オーダー! 建てたときの状態に戻す~!』
なんて鐘を振る施主なのだ。
塗料からなにからすべてデータが残っている会社に頼むのが一番。

そんなこんなでリフォームを決定し、着工したのが11月1日。
台風にも大した雨にも遭わず、順調に行程を昇華。
外装は新築同様になったし、ベランダの防水も床下の防蟻もやり直し
どさくさ紛れに水回り清掃五点セットとやらも導入。
(これは別会社だったけれど、とにかく換気扇からトイレまできれいになった)
専業だったときですら持て余していた掃除全般。
これ以上放置したら何が湧くやら……という状態で
周り中からアウトソーシングを勧められていたが
家の中に人が入ってくるのが嫌で目を瞑っていた。
でも、どうせ毎日作業員がやってくる生活、ついでにやってしまえ!
ということで、まとめて依頼して掃除してもらった。
正直、まあすごい! と感心する出来ではなかったけれど
何もしないよりは『はるかに』まし。
ぶっ壊れ寸前の下の子の部屋のエアコンも入れ替え手配済みだ。

もうひとつ気になっていたのはカーテンで
これは新築時から15年、一度も交換していない。
これを機会に全取り替えしてしまおうかと思ったが
値段を見て目が点。
新築時、日当たりがよくて明るい家に住みたがった馬鹿(→私)のおかげで
窓がすべて規格外、既成カーテンが一切合わない仕様なのだ。
(しかも数も多い)
さすがに外装工事した上にカーテンに数十万は無理。
これから家を建てる皆様、窓のサイズには気をつけて~
なんて泣きながら洗濯、総取り替えはあきらめることにした。

かくして一ヶ月に及んだ工事は本日にて完工。
ただいま、絶賛足場取り外し中、である。
にしても……本当に工事って大変だ。
窓一枚隔てた向こうに人が居て、あれこれやっている――
これだけでも家で仕事をする者にはけっこう辛い。
その上、作業前後の挨拶だの、お茶出しだの
数日おきに回ってくる施工会社の報告云々……で
気を取られることが山積みなのだ。
何より辛いのは、昼食後ちょっと一眠り……が不可能だったこと。
これは6時半起床、25時半就寝の私には地獄そのもの。

一時は外に作業部屋を借りることも考えたが
さすがにそれは……と断念(それぐらいならカーテンを買う!)し
無理やり仕事をしていたけれど、進捗は『ごめんなさい』のひとこと。
留守にできないから、調べにいかねばならないことも放りっぱなしにしている。
唯一の救いは、いわゆる『大掃除』がほぼ終わっていること。
おせちはたぶん作るだろうけど、それは頑張れば二日でなんとかなる。
あとは腰を据えて、ひたすら書いて挽回するだけ……
って、言うは易し、おこなうは難し、の典型だな(爆)

てなわけで、リフォームその他完了。
あとは書け、ひたすら書け、さあ書け書くんだ秋川!
なのであった。

【業務連絡】 

某社編集担当様

こういう事情で遅れております。
予定消化率は6割、明日、いや来月(←ぬるすぎ)からテキパキ頑張りますので
勘弁してください。(土下座)




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物書きの仕事 [日常]

書いてなんぼ。

結局のところ、この一語に尽きる。
噴飯本でも壁投げ本でもいい、とにかく世に作品を送り出す。
自分が書いた文章で対価を得る。
それが物書きの仕事だと思う。

だから……
なんというか……
正直言って……
漫画や翻訳作品を褒められるとなんか違う感満載となる。

だってそれ作ったの私じゃないじゃん……

そんな思いがものすごくある。

原作者なんだから胸張って良いんですよ、と
誰もが言ってくださる。

でもね……

どんな原作であっても、つまらない作品にすることは簡単。
それなのに原作者を唸らせるほどの切り口で
キャラを壊さないどころか引っ張り上げる台詞で
既にある世界と併存できる新しい世界を作り上げる。
そんなことを当たり前のようにやってしまう方々を前に
原作者でござい、なんてのさばる心臓は私にはない。
コミカライズや翻訳に足る作品だと評価していただけたのは
確かに私の力だろう。
けれどそれを超えて、漫画や翻訳を褒められても

ああああああああーーーーーごめんなさーーーい!!

って叫びたくなってしまう。

コミカライズ作品の売れ行きが不調だと(そんな事実はありません)
ごめん! 原作が面白くないものはどうしようもないよね!
とひっそりと落ち込み、好調は好調で(これは事実)
どうせ原作より面白いでしょうよ、なんてやさぐれる。

もうね……なんとしてくれよう、この面倒くさい物書き! である。

そしてこれはきっと、ドラマ化でも同じ。
面白くても面白くなくても、私はいじいじと悩むだろう。
いくら漫画や翻訳、ドラマがヒットしてもそれは私の手柄じゃない。
それを手がけた人たちの努力のたまものである。
 
結局、淡々と書くしかない。

文章を世に送り出し続けている限り
私は物書きでいられる。
逆に、漫画や翻訳、ドラマの出来に頼り始めたら
私は物書きではなくなりつつあるということだ。

原作者は所詮原作者。
それ以上でもそれ以下でもない。
彼らの成功は彼らのもの。
それを胸に刻んで、今日も私はキーを叩く。









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『居酒屋ぼったくり8』刊行報告&五周年御礼 [小説のこと]

とりあえず五年。

『居酒屋ぼったくり』が刊行したのは2014年の5月。
それから延々と出し続け、2017年10月の今、ようやっと8巻。
5年前に半年ほどで書いたもので、その後ずっと勝負し続けることになるなんて
当時は思ってもいなかった。
というか……過去に生きる感満載で情けなくなってくる。
けれど、それも皆様のご支援、ご愛読あってこその話。
ちょうど今月デビュー五周年を迎えた私としては
五年も物書きでいさせていただけたことに感謝するばかりである。

私が物書きとしてデビューしたのは
2012年の10月31日である。
とはいってもそれはデビュー作として上梓した
『いい加減な夜食』の奥付に書かれている日付で
出荷自体は25日頃だったと記憶している。
デビューする前は、書籍化は何かの間違いで
刊行されたとしても一冊限り、記念出版になるに違いないと思っていた。
続刊が決まり、苦しい改稿作業(これは本当に大変だった)を終え
無事に2巻が刊行されても、次はないだろうと思っていた。
それなのに『ありふれたチョコレート』が書籍化となり
『いい加減な夜食3』の刊行が決まり……
ううむ、ううむ、とうなっているうちに『居酒屋ぼったくり』書籍化。

それから先は、もう何が何だかわからない。
気がつけば、あっちこっちの版元に『秋川滝美』担当編集者様がいるという
まか不思議な状況。
皆さん、こんな面倒くさい物書き相手に本当にお疲れ様です、としか言いようがない。
俗に物書きにはデビュー、二作目、二シリーズ目、一年目、五年目……と
様々な壁があるらしい。
だが、私の場合はそんなに大きな壁はなかった……といいたいところだが大嘘だ。
絶対あったはずだが、壁なんて見ている余裕がなかっただけ。
目の前の作業をただひたすらにこなしているうちに五年が過ぎていったのである。
その陰には、背中を押したり、腕を引っ張ったりして下さる人の存在があった
あるときは優しく、またあるときも優しく、とにかく優しい人たちの存在。
優しさには色々な形があるのだと教えられた五年だった。
どっちを向いても感謝ばかり、本当にありがとうございます、という言葉しかない。

デビュー五周年目の刊行作品はこちら。
本日二作揃って(10月20日)出荷となりました。
書店等々でお見かけの際は、是非ともお手にとってご覧ください。

見つけやすいように書影を貼っておきます。
ちなみに左が小説(居酒屋ぼったくり8)、
右がコミックス(居酒屋ぼったくり2)ですので
お間違えなきようお願いいたします。

帯にある企画情報については、印刷ミスではありません(笑)
ですが、これ以上のことについては私にはわかりかねます。
これからおいおい進んでいくと思いますし、時期が来たら版元のほうから
情報開示があると思われます。
小説、コミックス、そしてドラマ……
それぞれが描く『居酒屋ぼったくり』の世界をお楽しみに。
私も、私が書いた話を制作の方々がどんな風に受け止めて下さったのか
とても楽しみです。

ということで、報告並びに五周年御礼でした。
どちらさまも、引き続き秋川をよろしくお願いいたします。


bottakuri.jpg






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『放課後の厨房男子まかない飯篇』見本誌到着 [小説のこと]

ちょっと得した気分。

書いた原稿が出版されると
ご苦労さんということで何冊か見本誌をいただける。
タイミングは出版社によってそれぞれだが
早いところは刊行の一週間も前に届けてくれる。
まだ書店に並んでいない本を手にできるのは
やっぱり書いた者の特権だろう。

ということで、見本誌到着。
とはいっても、文庫のほうは既に今日出荷となり
明日あたりには全国書店の店頭に並ぶ予定。
四六版は20日に出荷予定で、21日から店頭に。
例によって『やっておしまい!』な版元さんなので
早々と書影公開させていただく。
どちら様も、この表紙を目印にお探しください。
で、めでたく発見の暁にはぜひぜひお手にとってくださるよう
お願いいたします。

『放課後の厨房男子 まかない飯篇』 1300円(税別) 幻冬舎
『放課後の厨房男子』文庫版      600円(税別) 幻冬舎文庫

 学校の内外を問わず厨房男子はいつも元気いっぱい。
 こい? うすい? あまい? しょっぱい?
 万年空腹男子が繰り広げる珍騒動。
 とくとお楽しみください!



厨房男子書影.JPG




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リバウンド上等 [日常]

疾きこと風のごとく。

忙しい忙しいというのは下品だとは百も承知。
それでも思わず言いたくなるほど忙しい夏だった。
とはいっても、原因はおおむねプライベート。
弾丸旅行や映画鑑賞や家族の夏休みや
同窓会やそのための帰省や終わったあとの打ち上げや……全部遊び(笑)
飛行機やら新幹線やら車やら移動ばっかりで
旅行用の鞄をしまう暇もなかった。
(実はまだ遊び足りなくて期待を込めて今も放り出してある)
それでも大いに楽しく、有意義な夏だったと思う。
少なくとも机に張り付いて
書いては消し、書いては消し、しているよりはマシ。
我が夏に悔いなし! という感じである。

でも、これだけ遊び倒すとつけが回ってくるのは当然
どこに行くにもパソコンを抱えていったし
予定を見越して作業量を決めてあったから
仕事自体に重大な遅延はない。
量のわりに中身が薄いのは今に始まったことじゃないし
八月九月に〆切もない。
旅先で打ち合わせが必要な事態が発生して、
帰宅途中に東京でミーティング……なんてこともあったけど、
それはそれでちょっと売れっ子芸能人みたいで楽しかった。

問題は……旅先で呑気に飲み食いしまくり
おまけに留守ばっかりでろくにジムにも行けなかった結果
ばばーーーんと増えた体重である。

いやはや……人間って本当に楽すると太るんだな……
などと体重計の数字を見つめて大ため息をついたところで
後の祭りがどんじゃらほい、ってなものである。
これから食欲の秋、そして体重増必至の年末年始がやってくる。
少しでも現状を改善しなければと思ってみても
膨らんだ胃も、たるんだ筋肉も協力してくれない。
うーむ……まずい……と冷や汗を流している私の目に飛び込んできたのは
とあるネットニュース。

『肥満は健康に悪影響。ただし関連するのは内臓脂肪量』

本当だな? 信じて良いんだな?
不肖秋川、大デブではあるが内臓脂肪は標準(除く肝臓)
スタイルなんて着る服のサイズがあるうちはアウトオブ眼中。
目下の目標は、子どもが稼ぎ始める前、あるいは作品半ばで頓死しないことだけ。
あとはどーーーーでもいい!

ってことで、ささやかな安心を得た私。
本日も呑気に甘さたっぷりのコーヒーなど飲んでいる次第。
(ほら、コーヒーって健康にいいっていうし!)
どちらさまも内臓脂肪にはお気をつけて。



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『放課後の厨房男子 まかない飯篇』刊行予告 [小説のこと]

書いた順に出るとは限らなかった……

先般記事にした近況報告で、出るのものこの順でしょう、とお知らせしたのもつかの間
あとから書いた方が先に出るという珍事発生。
……誠に申し訳ありません、としかお伝えしようがない。
なんというか、ほんと……大人って難しいわ~の一言。

ということで刊行予告。


*********************************


『放課後の厨房男子 まかない飯篇』 (幻冬舎) 9月21日刊行

 万年空腹状態の高校男子たちは、なんとか空腹を満たさんと今日も今日とて
 大騒動を繰り広げております。
 将来に向けて問題山積みのはずの青春時代。
 にもかかわらず、『てきとー』に過ごしているようにしか見えない彼ら。
 本篇では、そんな彼らの学校外での生活に触れております。
 あの『いじられ専門部長』の大地をはじめ、小麦粉教信者不知火、実は毒舌家の優也、
『キングオブいい人』金森、そして先輩勢の翔平&颯太がどうなったか気になる方は、
 ぜひぜひ手にとってご覧ください!!!!
 
 
 さ、ら、に!!!

 シリーズ新刊発売に先立ちまして、『放課後の厨房男子』が文庫化されます。
 既刊をお読みいただいていない方、借りて読まれた方はこちらもあわせてお願いいたします!!


 『放課後の厨房男子』(幻冬舎文庫) 9月12日刊行 



************************************
 
ぜいはあ……

いつになく、力の入った刊行予告になったのは大人の事情……
と、もうひとつ。
つい先週、郷里で母校の同窓会がおこなわれ
私の学年が幹事を担当、高校時代のメンバーと大々的な再会を果たしたところだから。
この同窓会、出席者が800人越えという大規模なもので
幹事長をはじめとする地元スタッフは何年もの時をかけて準備をしてきた。
郷里を離れているメンバーはそこまでのことはできないまでも
精一杯の協力をし、同窓会は成功裏に終わった。
幹事の中心になってくれていたのはやはり高校時代に『やんちゃ』だった面々。
彼らの活躍を見守りながら、私は『厨房男子』たちも数十年後にはこうやって
同窓会を主催したりするのかな~、目の前の同級生たちみたいに
元気な大人になってくれると良いな~なんて、考えていたのである。
そんなこんなで私の想いがたっぷりこもった『厨房男子シリーズ』
どこかでお見かけの際は、どうぞよろしくお願いいたします。



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近況報告 [小説のこと]

お訊ねいただくことが多いので……

不満は書かない言い訳にはできない。
というか、私の場合、書かずにいられないから書く。
書くことで心身の安定をはかっているので
書かないと本当に(さらに?)おかしくなるのだ。

私の〆切はおおむね2~3ヶ月ごとにやってくる。
そして、必ず月末である。
(中途半端に月中だと忘れるから)
さらに次の仕事の着手は翌月1日と決めている。
つまり30日に書き上げれば31日はお休み(喜)
早く書き上げれば書き上げるだけ、お休みができるというシステム。

これは原則として『仕事を休む』という概念がない私が
なんとか自分の心と体に折り合いをつけるために作り上げたシステムで
このところの旅が、ことごとく弾丸ツアーになっている原因でもある。
(書き上がるかどうかわからないのに予定なんて組めないからね)
29日に原稿があがりそう→じゃあ30~31日は休める、よし、旅に出よう!
もちろん、宿や交通手段が確保できない場合もある。
そんなときは、とりあえず旅行の手配をして二日分の仕事を前倒しする。
旅行中の仕事をあらかじめ終わらせておいて旅に出るのである。

……と、書くと私がワーカホリックのように見えてしまうが
実はそうではない。
なぜなら私は毎日4時間ぐらいしか仕事をしていない。
朝の九時に机に向かい、午後一時にはギブアップ。
午後はプールに浸かっていたり、寝ていたり、ネットで遊んでいたり、寝ていたり。
(家事は? とかおっしゃる方は、秋川をわかっていませんな/笑)
だから週に七日仕事をしていても、実働は28時間
基本的に作業は夜やることにしているから、校正が入ると若干延びるにしても
8時間労働の正社員の方よりもはるかに働いていないのである。
ちなみに、もっと時間をかければいいものが書けるのでは? という疑問はない。
所詮秋川、時間があってもなくてもこの程度。
だから編集担当様がんばってね~と丸投げしまくり(ごめんなさい)

そんなこんなで、今月は28日に初稿を版元に送りつけ
(書いたんだから出せ、という押し売り戦法)本日までがお休み期間。
明日からまた、違うものを書くための鋭気を育成中。
自己評価を高めるためには可視化が必要、ということで
現在の状況を記しておく。(ブログって元々日記だし~)
ちなみにタイトルが明記できないのは大人の事情、お察しください。

【脱稿済み】
   下町の居酒屋話 次巻  再校済み 三校待ち たぶん秋頃刊行
   男子高生が頑張る話次巻 初校済み 再校待ち   〃
   下町居酒屋話  次々巻 脱稿        たぶん来年
【執筆予定】
   おっさん奮闘記次巻   プロットチェック済 8月~
   新作          プロットチェック済 冬                
  

とまあ、こんな感じ。
おそらく出るのもこの順番(書いた順)でしょう。
他にも文庫の予定が若干ありますが、それは私に取っては執筆ではなく作業ですので割愛。
幸いこれまで、書いたものが刊行されなかったことはないので
脱稿した以上、いつかは出るだろうぐらいの気持ちでのんびりお待ちいただけると幸いです。


  


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堪忍袋の緒発見 [日常]

【閲覧注意】不満の垂れ流しです。





性格が変わったわけではない。

自分で言うのもなんだが、私はとても狭量である。
自分にはどこまでも甘く、他人には密かに厳しい。
だが、この『密かに』の具合が年々ひどくなっている。
正直に言えば『どうしてくれるんだこの野郎!(失礼)』と思っていても
とりあえずその思いに漬け物石を抱かせ、心の海に沈める。
何食わぬ顔で『仕方ないですね~』なんてお茶を濁す。
でも、沈んだだけでなくなったわけではない。

ここ五年ぐらいのおつきあいの方々の中には
もしかしたら私のことをとてもできた人間だと思っている人が
いるかもしれない。(いないかもしれない)
だが、きっぱりはっきり言い切ると、それは虚像だ。
私が私自身と仕事を守るために作り上げた嘘秋川である。
私が商業物書きになる前に書いていたブログをご存じのかたは
それについてよくおわかりだと思う。
過去の私は、ありとあらゆるものについて文句を言っていた。
美味しくなかった名産品、面白くなかったドラマ、金返せと思うような本
政治にも、人にも、気象現象にすら……
そして、私の本質は、何ら変わっていない。
ただそれを表面化させるには、リスクが多すぎるので封じている。
それだけのことである。
そのあたりを皆さんよく覚えていてね、という感じ。

なにが言いたいかというと……巨大な漬け物石登場(爆)

ということで、私は今、けっこう不満。
有り体に言えば、もう勘弁してくれ、という感じ。

……というようなことを書くと、なにがあったんだ!? と
思われるだろうけれど、これは昨日今日のことではない。
積もり積もった不満、行方不明だった堪忍袋の緒が目に付いた。
それだけの話である。
お目汚し失礼、とっぴんぱらりのぷう。




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弾丸ツアー再び ③ [日常]

アドバイスに感謝。

誰かとの道行きならば相談が出来るが
ひとり旅の場合は全部を自分で決めなければならない。
かといって、私に観光ガイド並みの知識があるわけもなく
旅のお供に選ぶガイドブックはいつも『軽くて小さい』が基準なので
内容もわりと軽くて小さい(苦笑)
主だったところはそれで十分だし
そもそも弾丸ツアーなのでそれ以外を回る時間もない。
とはいえ、せっかく旅に出たのだから
穴場的などこかに寄ってみたくなるのが人の常。
そんなときは人に聞くのが一番……
ということで、私はけっこうそこらの人に話しかける。
(ただし、相手はプロ、ホテルマンとかお土産屋の店員さんね)

今回の旅では、二日目の天候が今ひとつだった。
予報では1日目も危なかったのだが、そこはなんとか回避
でもそこで晴れ女は力尽き、翌朝はどんより曇り空……
晴れていれば日本海のほうまで走ってみるつもりだったが
この曇天の元では海もきれいに見えないだろう。
昨日青森で海は見てきたし、十和田湖自体が海みたいなものだ。
日本海は先般の出雲ツアーで見たし、今回は諦めることにした。

となると困ったのは時間のやり場。
奥入瀬、八甲田山、青森は済みマーク付き
弘前まで行って秋田の空港に戻るのはちょっと中途半端。
(お城も修復中らしいし……)
迷った末に、チェックアウトのときにフロントで聞いてみた。

秋川   『夕方まで時間があるんですが、どこか観る場所ありませんかね』
フロント 『うーん……奥入瀬とか?』
秋川   『昨日行ってきました。ちなみに八甲田山と青森も』
フロント 『(暴走族かこいつ……的な眼差し)そうですか……』
秋川   『田沢湖とかどうでしょうね?』
フロント 『風景としては、こことあまり変わらないようですが……』
秋川   『確かに……じゃあ……?』
フロント 『お芝居とか興味ありませんか?』
秋川   『芝居……??』
フロント 『小坂って町でお芝居が観られるんですが、そこならお天気は関係ありません』
秋川   『なるほど……』

ということで、目的地決定。
朝一番(8時50分)の遊覧船で十和田湖を一回りしたあと
(なんとこれが乗客三名!)
目的だったお酒をゲットし、小坂町へ。
着いた先にあったのは、道の両端に並ぶ幟の数々。
そして、午前中の公演を終えて外で挨拶をしている
役者の皆さんだった。

着物にカツラに白塗り
美しい女形に群がるファン(?)のおばさま方。
言ってはなんだが、ここにこんなに立派な
芝居小屋があるなんてまったく知らなかった。
(ただしこれは私が無知なだけで、あとで聞いたら
夫はちゃんと知っていた)

チケット売り場で確かめると午後の公演は12時30分からだという。
とりあえずチケットを買って入場。
予約客らしき方々は、桟敷でお弁当など召し上がっている。
飛び込み客の秋川にお弁当があるわけもなく
項垂れかけたところに案内の黒子さん登場。

「おうどんやおそばは座席で召し上がっていただけますよ~」
はい、ありがとう。いただきます。
ということで、またしてもお店のお姉さんに尋ねて
おすすめの「アカシアの花の天ぷらそば」を注文。
駅そば並みの柔らかさだろうという予想を大きく裏切る
つるつるしこしこの美味しいそばと薫り高きアカシアの天ぷら。
ほほーアカシアの花って食べられるのね、と頷きつつ完食。
ちなみにこのおそば、なんと一杯500円。
コスパ最高の昼ご飯となった。

食後、この会場の最年少は私ではないか?
という疑いを抱きつつ、開演を待つ。
待っている間に、お土産を売りに来た黒子さんの口上が面白くて
まんまとおまんじゅうを買わされてしまったのはご愛敬。
(たっぷり栗いり、にしては栗はまばらだったが美味しかった)


12時半、賑やかな音楽とクラブのようなライト攻撃の中
ミュージックショースタート。
以後、演劇やらファンサービスやら、踊りやら
飽きるのではないかという心配をよそに
まったく退屈しないままに70分が経過。
最後に登場したのは天女。
これ本当に男性なのか??? と衣装を引っぺがしたくなるも
なんとか思いとどまる。
(犯罪だし、天女が戻れなくなるしね~)
しーんと静まりかえる場内のあちこちで
ご祝儀を回収して(笑)天女は天に戻っていった。

というわけで、人生初の『大衆演劇鑑賞』終了。
いやはやいいものを見せていただいた。
宝塚には嵌まらなかったが、大衆演劇の女形には嵌まりそうな私。
ようするに、根本的に男が好きってことか? と迷いつつ
明治から続く鉱山町、小坂町をあとにした。


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