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この体型には理由がある [日常]

なんのこっちゃ……

物書きというのは人に誇れるようなものではなく
一個人としても人に誇れる長所は皆無、あるとしたら
根拠不明の自惚れぐらいだ。
親族家族に迷惑もかかるしので
極力露出しないように心がけている。
というか、そんな暇があったら一行でも書くし
遊ぶなり、休むなりしたい(こっちが主)
なんとかして再来年までスケジュールが埋まっている状況から
脱しないと、人生の楽しみというものと無縁の生活になるし
それではろくなものが書けない。
(そうでなくてもろくなものは書いていないが、そこにつっこまれると
ただちにパソコンをぶっ壊してふて寝しそうなのでご勘弁)

そんなこんなで私を『秋川滝美』と認識して話す人間は
世間にそんなにたくさんはいない。
家族とごくごく一部の友人・知人と出版関係者に限られる。
(ちなみにこれはリアルの話、webを通してならもう少しいらっしゃる)
そしてそんな方々から一番よく受けるのが次の質問だ。

『これ全部、本当に呑んで(食べて)るんですか?』

えーっと……
あなた様は秋川滝美を過剰評価していらっしゃいませんか?
私が、呑みもしない食べもしないものについて
想像のみで書けるほど優れた想像力や描写力を持っているとでも?
そして、この体温が高そうな(実は低い)ぬいぐるみを思わせるような
フレンドリーな体型が霞を食って生じたとでも?

だとしたら、ご期待に添えず申し訳ありません。

不肖、秋川滝美、作品に登場させた酒や料理はすべて飲食しております。
他の方よりもずっとデビューが遅かった上に
中学生のころより家事要員だったおかげで
いわゆる「うちのご飯」を作ってきた時間は長い。
成人してから親になるまでの時間もそれなりにあったので
酒についてもずいぶん呑んできた。
その蓄積を元に、興味が持てそうな酒や料理を探し出すことはある。
だがそれをそのまま筆にのせるなんて業は私には使えない。
酒屋に走り、通販で注文し、かならず一度は我が舌で味わった上で
これなら……とならない限り、文字にすることはないのだ。

毎日毎晩呑んだくれているわけにもいかず、
試さなければならない酒は次々でてくる。
料理ならば、一度作って食べればOKだし、家族だって食べてくれる。
でも酒、特に日本酒はたいてい四合が最低量。
一合二合試し飲みして、そのままに冷蔵庫に突っ込まれたままの酒瓶が
いったい何本あることだろう。
業務用の冷蔵庫を含め、我が家には冷蔵庫が三台あるが
そこから酒が消えれば、どれほどすっきりすることか。
それでもなお、新しい話を書くために新しい酒を注文する。
美味しいかどうかわからない料理を作り続ける。
しかも試飲が先行して、好きなお酒に出会ってもリピートできない。
そんな生活が五年ぐらい続いているのである。

おかげさまで、もともとフレンドリーだった私の体型はさらに膨張。
せっせとプールで水中移動を繰り返しても
腹囲は某名前も書けないレジャーランドに生息する
黄色い熊さんとタメをはれるほどのサイズなのだ。
空気を吸っても太るなんて嘘ですからね!
人間は食べたから太るんです!
と自分にいいきかせても、『でもこれ仕事だから』と言い返す秋川滝美。
まったくね、どうしようもない。

というわけで、よくある質問への答え。

全部呑んで、全部食ってこそこの体型です。
食材の分量が詳細に書けず、ときおりとんでもない間違いをしでかすのは
真性すっとこどっこいだからです。
加えて料理を作る基本が『目分量』でまともに計量機器を使ってないせいでもあります。
(ついでにお酒については、蔵元さんが目指すイメージとコンセプトを
守ろうと努めた結果です)
もちろん、基本的に秋川が味覚音痴である可能性も否めませんが
資料だけを頼りに書けるほどすごい筆はありません。

以上、デブの言い訳。
そろそろ、自分の楽しみとしての食を取り戻したいなあ……



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NONNONオヤジ

担当の編集さんをなだめたりすかしたりしながら、
少しずつ「グルメ作家」から脱却させて頂くほかないかも……。
何か書いてみたいと思われるジャンルがあれば、相談されてみては
いかがですか?
by NONNONオヤジ (2017-05-18 14:02) 

HCのS

リアルな描写にこだわれば当然自ら体験せにゃとなるのでしょうね
それは理解できます。私も同じことをするのでしょう。
実生活で私も料理をし、酒もたしなみますが、カロリーの消費行動も同等に行っているせいか体重体脂肪率はさほど(緩やかに)変化していません。
加齢とともに同じ運動を行っても消費量は減っているようでその分肉付けに回っているのかなというのが私の解釈です。
と言うことは、作品描写の為に試食試飲が避けられないのであれば、運動しましょう!筋肉を付けましょう。摂取した熱量を消費するのは筋肉です。その筋肉を増やすことが今秋川先生に求められる喫緊の課題がそれですハァハァ…
つい力説してしまいましたが、秋川作品を読み続けたいのは私だけでは無いはず。
by HCのS (2017-05-18 19:26) 

ゆうのすけ

こんにちは!やはり食を書くのは食べないと想像では
限度がありますものね。まして食べ合わせ飲み合わせとなると
化学反応よろしく 二乗三乗にも美味しさが変化しますものね!
そして何より飲む食べるだけでなく 作る立場の経験豊富なところが
作風にも反映されていますものね。^^
居酒屋は勿論 デビュー作の夜食から才能が見え隠れしていましたものね。^^そうそう!今月は なにかと忙しなくて 注文した”おにぎり”が手元にあるのですがまだ読み切れていないんですよ。。。
生活の不可欠な食は 永遠のテーマ!☆これからも楽しみにしておりますよ。お身体だけはご無理ありませんように。
私もプーさん他人事ではないので・・・。^^;
遅ればせながら!
お誕生日おめでとうございます。かなり遅くなっちゃいました!
喜び事多い一年になりますように!^^☆
by ゆうのすけ (2017-05-18 22:00) 

足立sunny

実を言いますとですねぇ、がりがりの元奥様以外好きでつきあっていた女性陣は、横から刺すとポンと飛び出る海賊おもちゃ体形の笑顔の可愛い人達でした。今でも、そういう方が一番好き。クマさんならパディントン推し。
サイン会とかないかな~。
by 足立sunny (2017-05-19 21:41) 

秋川滝美

NONNONオヤジさん

その方法はちょっと難しそうです。
どんなプロットを書いても結局『美味しいもの』を入れてください
と言われてしまいます。
食というテーマはどんな題材であっても突っ込め、かつ私には
それしか取り柄がないってことなのでしょう。

HCのSさん

筋肉……確かにねえ。
でも水中移動はストレス解消になりますが
筋トレは私にとってはストレス増加装置でしかない。
そのあたりが大問題なんでしょうねえ……(ため息)

ゆうのすけさん

食を書くためには健康でなければならないと痛感します。
私の場合、食事制限をくらうような病を抱えてしまったら
食について書くことはできなくなりますから。
そうした意味で、身体には気をつけていきたいと思います。

足立sunnyさん

世の中に人がすべてそういう好みならいいのですが……
トンガにでも移住しようかしら……(爆)
ちなみにサイン会の予定はまったくありません!



by 秋川滝美 (2017-06-05 13:03) 

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