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『居酒屋ぼったくり』comic版web連載開始! [小説のこと]

なぜ私がよだれを垂らすのか……

ちょっと意味がわからない。
これを書いたのは私で、自分では別に美味しそうだとも
お腹が鳴るとも思ったことなどない。
それなのにこうやって漫画になったものを拝読すると
それはもう明らかに『飯テロ』で……
今更ながらしわすださんの巧みさに感動してしまう。

イラストをお願いする度に
細かい設定や登場人物のイメージ
とにかく原作から離れないように、と一生懸命追っかけてくださった。
それはもちろん、編集部の意向でもあるのだろうけれど
質問を受ける度に、ラフを拝見する度に
しわすださんの拙作への思いを確認させていただけた。
コミカライズが決まったときも
描いていただくのがしわすださんと聞いた途端
ああよかった、これで大丈夫……なんて安堵した。
この方ならば安心してお任せできる。
むしろ、今まで拙作を手にすることがなかった方たちを
あの狭い店のカウンターに誘ってくださることだろう……と。
その思いは今も微塵も揺らがない。
第一回、第二回とも素晴らしい出来となっている。
即座に皆様にお目にかけたいぐらいであるが
とりあえずは第一回をご覧いただきたい。

ということで『居酒屋ぼったくり』comic版web連載始まりました!
皆様、是非是非ご覧くださいませ!!


ぼったくり漫画.jpg


居酒屋ぼったくり | アルファポリス - 電網浮遊都市 - http://www.alphapolis.co.jp/manga/viewOpening/494000124/ … ‪#‎アルファポリス‬





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ハイブリッド車ユーザーの苦悩 [日常]

目に見えるって大事。

9年乗った車を買い換えて四ヶ月が過ぎた。
それまでの車はいわゆるファミリーカーのミニバン
大人数、大荷物をすいすい運べるいい奴だった。
けれど難いが大きい分、燃費が悪い。
夫がいれば買い物のために乗る距離も増えるが
(彼はとなりの市にあるPCショップに出かけたりするのだ)
私ひとりではせいぜい近くのスーパー止まり。
それも天気がよければ歩いて行ってしまうから
車の出番はますますな苦、燃費は下がる一方。
エコというかただの家計の事情から次ぎに買うときはハイブリッドと決めていた。
そもそもハイブリッド車は車体自体が高価で
ちっとやそっとの町走りではペイしないとはわかっていた。
それでも車体購入は一時のこと
月に一度か三ヶ月に二度の給油で済むと聞けば心は動く。
目の前のことしか考えられないのは性分だから仕方ない。(をい!)

ということで購入したハイブリッド車はやはり驚愕の燃費。
それまで乗っていたミニバンの2~3倍は走ってくれる。
ただ、この車、持ち主に似て自己顕示欲が大変高く
デジタルメーター搭載で『ただいまの燃費』なんてものを
でかでかと表示し続けてくれる。
その上、エコ発進とかエコ走行、エコストップとかまで評価するのだ。
その数字から目を逸らそうにも、表示されているのはセンター
つまり、前方を見続ける限り必ず目に入ってくる。
前方に目をやらずに運転するのは迷惑極まりないし
アクセルやブレーキを踏むごとにいちいち評価されるので
自ずとエコ運転に徹するしかなくなる。
そんな数字、気にしなければいいじゃないか! と言われるかも知れないが
その数字を気にせずにいられる人間ならハイブリッド車など買うわけがない。

かくして、数字と評価を気にする私は
そろりそろりとアクセルを踏み、ゆるゆるとブレーキをかける。
そして、ああそうか……と思い至る。
この車を買うと決めたとき、息子が強硬に反対した。
理由は『ハイブリッド車乗りはとろくさくていらいらする』だそうだ。
そりゃそうだよ、この数字を見ている限り
信号が変わった瞬間猛加速で発進なんて無理だし
時速50キロ前後でとろとろ運転するのが一番燃費がいい。
おおむねどのドライバーも制限時速+5~10キロといった速度で運行する中
流れを妨げることこの上なしなのだ。
現に私も、この車を買うまでは、『とろとろ走るな邪魔だーー!』と
思うと必ずハイブリッド車だった。
なんでこいつらこんなにゆっくり走ってるんだ! と……

そして今、私はその理由を痛感した。
常時、目に見える数字を突きつけられては
エコに徹するしかなくなる。
まわりからどんな白い目で見られても
とろとろゆるゆると走りたくなってしまうのだ。
まさに開発者の思うつぼである。
でもまあ、回りのドライバーには申し訳ないけれど
地球に優しいことは間違いないよね。(もちろん、家計にも)

ということで、私は今日もとろとろゆるゆる走っている。
どうやってもエコストップが満点評価にならず
メーカーの陰謀だ! 責任者出てこいーー! と叫びまくりながら……



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活字中毒患者の書籍購入法 [日常]

もだえ苦しむ活字中毒患者。

今更なにをか言わん、であるが私は活字中毒である。
文字というものを自力で解読できるようになってから幾星霜
とにかく字さえ書いてあればなんでもいいとばかりに
読みあさってきた。
先日お会いした編集者の方に
『どんな本を読まれますか?』と聞かれて
あれこれ並べてみたら
『本当にいろいろ読まれるんですねえ……』と
褒めているのか呆れているのかわからない反応だった。
そんな会話を交わしている最中にも私の目は
どこかに活字はないかなーなんて泳いでいるのだから
我ながら呆れ果てる。

それはさておき、そんな重症患者である私だから
興味を引かれるタイトルにであった日にはもう大変。
あ、これ、読みたい! という思いに満ちあふれ待ったが利かなくなる。
実は昨晩もそんなことがあった。
夕食を終え、片付けも終わり、お風呂にお湯をためている最中
メールチェックついでにネットサーフィン。
そして見つけた一冊の本が、もう気になって気になって……
ネット書店を検索したら在庫はあった。
カートに入れる、をポチッと押して支払い手続きを終えれば
明日にでもその本は私の手元にやって来る。
だがしかし……その『明日にでも』が待てない。
時計を確かめると、時刻は午後8時……
十秒ほど迷ったのち、私は階上にいる娘に叫んだ。

「ごめん、ちょっと本屋行ってくる! お風呂入っておいて」

かくして、車のキーを握り家を飛びだした私は一路本屋へ。
ショッピングセンターの中にある本屋は午後九時閉店。
近隣で一番品揃えがいい本屋は午前二時まで。
当然、ショッピングセンターの本屋が先だ! と車を飛ばす。
その時点で、たぶん、ここにはないだろうな……と薄々感じていた。
私が興味を引かれたのはかなりレアな分野の本だったし
購買層はあきらかにショッピングセンター利用客から離れている。
それでも、万が一ということもあるし…と思いながら訊ねてみたレジのお姉さんは
さくさく検索したのち、あっさり首を横に振った。
『当店には在庫がございません。取り寄せ注文になりますが……」
なりますが……の後に続いた三点リーダーに
在庫がない本を取り寄せで頼む客の少なさが現れていた。
そりゃそうだ……ネットでポチれば明日には届いてしまうし
店まで取りに来る必要だってないのだ。

肩を落としつつ、少し離れた品揃えのいい本屋に行ってみたけれど結果は同じ。
違ったのは、その店には検索機があって
レジのお姉さんを煩わせずすんだことだけだ。

あーあ……やっぱりか……

結局、家に帰った私はその本をネットで注文した。
本当は本屋さんで買いたかった。
町の本屋さんの苦境など百も承知だ。
一冊でも二冊でも本屋さんで買いたい気持ちはあるのだ。
でも本屋で取り寄せた場合にかかる時間がそれを阻んだ。
私が読みたいのは『今』なのだ。
明日なら何とか待てるがそれ以降となったら興味は失せかねない。
興味を失った状態で読む本は内容にかかわらず楽しめない。
楽しめないままに読んだ本は書いた人や版元さんの評価をゆがめる。
それは失礼極まりないことだと私は思っている。
だからこそ興味が失せないうちに、読みたいうちに、と焦ってネットで注文する。
ネット書店に在庫がなかったらもうその本は諦める。
そんな読者が私の他にもきっといる……はずだ。

入浴を終え、ベッドに入った私の手にあったのは
探しに行ったのとはまったく違う本。
店頭で気になった買い込んだものである。

やっぱり本屋さんは良いよなあ……
興味を引かれた本はそのままレジに持って行けばいいんだもの……
お金を払って持って帰ってすぐに読める
待ったがきかない活字中毒患者にとって
これほどありがたいことはない。
出版不況は解消の気配もないし
とりあえず気になった本は本屋さんに探しに行って
なければ別の本を買って帰る、っていうのも
ひとつの手段なのかもしれない……
問題は、書籍代がふくれあがってにっちもさっちも
いかなくなることだけど……(苦笑)




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