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四周年 [日常]

おかげさまでなんとか……

まずは日頃から私の書いたものを読んでくださる方々
刊行にあたり様々なご助力をくださっている方々に
深い感謝を捧げるとともに、皆様のご多幸をお祈りいたします。


4年前の本日、『いい加減な夜食』が刊行された。
以下はそれ以後、私が書き殴ったものである。
(もう知ってる! と言われそうだが、防備録として……汗)


2012年  

  いい加減な夜食

2013年

  いい加減な夜食 2
     〃    3
  ありふれたチョコレート

2014年

  ありふれたチョコレート2
  いい加減な夜食外伝
  居酒屋ぼったくり
     〃   2

2015年
  
  居酒屋ぼったくり 3
    〃     4
  放課後の厨房男子
  幸腹な百貨店 
  いい加減な夜食    文庫  1
     〃          2
     〃          3
     〃          外伝
  ありふれたチョコレート 文庫  1
  
2016年

  いい加減な夜食  4
  居酒屋ぼったくり 5
     〃    6
  放課後の厨房男子 進路編  10月28日刊行予定
  メシマズ狂想曲        11月15日刊行予定
  ありふれたチョコレート 文庫  2


 正確には、2冊ほどはまだ刊行していないが、脱稿しているということで入れておいた。
 (コミカライズ作品については、原作者にすぎないのでノーカウント)


にしても……いっぱいあるな。(爆)
 
思い返せば……デビューした直後だったかに、編集担当さんに言われた
「秋川さん、来年は3冊出しましょう! 出来れば4冊!」
 
……めちゃくちゃ温い笑いがわいた。

昨日までお気楽専業主婦だった奴に、無茶言ってんじゃねえよ! 

ところが、その編集担当さんは有言実行の人だったらしく
その年は本当に3冊出したし、さらに翌年は4冊の本が刊行された。

えーっと……この世には口だけって人が山ほどいて、みんなしれっと生きてるのですから
そんなに忠実に守る必要なんてありませんのよ、おほほほほーーー!

と高笑いで走り去りたくなった。
ってか、今も隙あらば走り去ってやろうと思っている。

正直、あなたはさー某社において目茶苦茶偉い人(のはず)なんだから
いつまでも泡沫物書きにちょっかい出してないで、会社の行く末とか真剣にだなあ……
と思ったりもする。
でもまあ、じゃあ担当チェンジ、と言われても大変困ってしまうので
ここはひとつ、大人しく薄ら笑いを浮かべておくことにする。
だが、現状手一杯、これ以上は無理っす!!!
新作とか言われても……
えーっと、新作ね、新作、時間ができ次第、なんとか……(←どあほ)

という感じの秋川滝美ライフ。
年3冊でもギャーギャー言っていたのに、ふと見たら、今年は5冊刊行
なにやってんだ、秋川。
もう年齢的に言っても量より質だ。
もっと一行一行、大事に書け! タイムトラベラーは引退しろ!
とか、叱られる前に逃げ出したい。
(要するに、いつだって逃げ出したいのですな)

とはいえ、本人の予想と能力を超えた数の作品が
どっかどっかと出て行き、おかげさまで物書きとして五年目に突入。
幸いあと二年ぐらいは仕事をいただけそうなので
頓死しない限り七周年に向けてじりじりと忍び寄ることになりそうだ。
(書いたものが全部出るとは限らないけど、23冊が全部絶版にならない限り
物書きを名乗ることはできる……はずだ)

ということで、秋川滝美、皆様に支えられ、鍛えられつつ五年目突入。
以下の3作、webサイト等で予約&販売開始されております。
ご興味のある方は、よろしくお願いいたします。


厨房男子2.jpg


夜食2漫画.jpg


28067061_1.png





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減量作戦 [日常]

物書きになって得たものは?

なんだかどこかの雑誌の取材のような質問だが
これに対する答えは実に明確だ。
私が商業物書きになってから、かれこれ四年が過ぎた。
その四年の中で得た最大のものは
こともあろうに『体重』だった。

ただ楽しみでのたりくたりと物語を綴っていたときは
朝起きて一通り家事をこなして
ベッドに潜り込んでパソコンを膝にのせ適当に文字を叩きはじめた。
(我ながら、この『ベッドに潜り込んで』というのはあまりにも珍しい
執筆スタイルだと思うが、ここでは不問)
そのままぱたぱたと数時間書き散らかして少々昼寝。
これは25時就寝、5時半起床を余儀なくされる主婦生活の中で
やむなき補填だった。
そして夕闇が迫るころ、私はエコバッグを肩に外に出て行く。
日々の買い物と健康を保つためのウォーキングをかねて
1時間半ほどの外出、歩行距離にして1万歩前後である。
それなりに忙しかったし、眠かったし、疲れてもいたけれど
そこそこ健康……のつもりで暮らしていたのだ。

ところが……!

『いい加減な夜食』を上梓した後、私の生活はがらりと変わった。
とにかく時間がなくてウォーキングはおろか、買い物すら満足にできない。
ああもうこんな時間だ! と慌てまくり、車でばびゅーんとスーパーへ。
底値を求めてはしごすることもかなわず、目に付いた食材をカゴに。
(この場合、目に付いた=割引シール貼付でOK)
焼けばいいだけの肉、並べれば良いだけの刺身……
時には総菜で済ますこともあり、その頻度は徐々に増えいていった。
運動不足とカロリーの過剰摂取で体重計の数字はみるみる育っていった。
体重計の数字の桁が変わって青ざめたのは今年の春のことだ。

これはまずい……このままでは肥満死(造語)する。

でも呑気に二時間近く歩き回るほどのゆとりはない。
おまけに私の足は(正確にはアキレス腱)かつての酷使によって
変形した骨に痛めつけられて炎症を起こしっぱなし。
二時間どころか数十分の歩行すら怪しい。
それでも『なにか』をしなければ現在手を付けたままのシリーズが
終わるまで生きていられない……(めっちゃ大袈裟)

減量だ、減量!! 痩せろ秋川!!
せめてデビュー前の体重に戻せ!(自分に甘すぎ)

かくして本やら雑誌やらインターネットやら調べまくり
結局辿り着いたのは「プールに行こう!」だった。
とはいってもお値打ちな市民プールは我が家からいささか遠く
車で行くしかない上に駐車場は有料。
いくら使用料が安くても一回につき千円近い駐車料金は辛すぎる。
どうしようかな……と迷っている私の目に飛び込んできたのは
某フィットネスクラブのキャンペーンチラシ。
一番お値打ちなコースは月額6千円程度。
年中温水のプールがあって家から車で数分、しかも駐車料金はかからない。
なるほどジムというのは機械に乗ってあれこれするだけじゃないのね……
プールがあって、なんとお風呂もある……
でもって……え!?

『3月31日までにご入会申し込みされた方は月会費二ヶ月間無料!』

無料という言葉に何より弱い私。
カレンダーの日付を確かめるとまさに3月31日。
迷ってる暇なんてなーーい!
てな具合で、腐れ物書き、フィットネスジム入会。
新年度より水中ウォーキングを開始した。
(実際に通い始めたのは4月3日から)
ただ、その時点であまり期待はしていなかった。

だってねえ……水の中をばちゃばちゃ歩くだけで
すいすい痩せたら苦労はない。
それよりなにより水中に生きる動物(特に哺乳類)は
軒並みずんぐりむっくりではないか!

それでも増え続ける体重とコレステロールと血圧の数字は
私のみならず家族をも不安に巻き込み、待ったなしの状況。
とにかく、半年、半年頑張ってみよう。
そんな情けない決意で半年ジムに通い続けた。
一日一時間、休館日を除いて毎日。
雨でも嵐でも台風でも雷でも屋内プールには関係ない。
我ながら、ちょっと『逝っちゃってる』ぐらい
水の中を移動しつづけた。
痩せる云々よりも水に入るって癒やされる~の一言だった。

結果……米一袋減(何キロ入りかは特に秘す)

はい、デビュー当時の体重よりもちょっとだけ軽い、ぐらいになりました。
もしかしたら加齢によるやつれを入れたら今のほうが細いかも。
(当社比ですから、あくまでも。体重の絶対値は依然として『女子にあるまじき』です)

ただ惜しむべきは、物書きになってからあまり他人に会っていなかったこと。
体重が激増したことも、それを半年でふるい落としたことにも気付かれない。
いばりんぼの私としては残念無念すぎる。
せめてブログで威張ってやろう! とこの記事を書いている……
わけではない(笑)
不肖秋川、昨今大変忙しい。
家庭内も問題なしとはお世辞にも言えない状況。
仕事関係、友人、親戚まで含めて
もしかして秋川「心労」のあまり、あるいは「不治の病」で痩せたのでは?
なんて心配をいただかないために表明しているだけである。

秋川滝美、純然たる『減量作戦』により痩せました。
心労で痩せるタイプじゃないし(むしろ太る)
これといった病気もありません。
どちらさまも、ご心配なく。
リアル秋川を目にして、あれ?と思われた方は
存分に『痩せましたねえええええ!』ってびっくりして
ついでにちょっとぐらい褒めて。(本音)



【追記】

居酒屋ぼったくり 番外編 『ウワバミたちの女子会』 アルファポリスさんのサイトにて再公開しました。

この話は元々他作品とコラボしまくったお遊び作品だったため、さすがに書籍には収録できず
かといってこのまま消してしまうのも寂しい(私が)ということで、アルファポリスさんのサイトを
お借りして再公開と致しました。
すでにご覧の方はたくさんいらっしゃるでしょうけれど、まあこんな話もあったなーと
懐かしんでいただけると幸いです。




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『放課後の厨房男子』増刷御礼 [小説のこと]

是非とも広く伝えて! だそうだ。

あっちこっちの版元さんでお世話になっていると
各社のカラーというのが窺えて面白い。
基本、原稿を書いて渡すという作業に違いはないのだが
その過程あるいはその後において『作法』が違うのである。
ぶっちゃけ、改稿をどこまでやらせてどこから校正で直すか、
などというさじ加減は版元というよりも担当者さん自身の色だろう。
かれこれ4年物書きをやらせていただいているが
改稿から校正に移るタイミングが年々早くなってきて
ああこれは『この程度なら校正でOK」と思われる程度には
とんでもないポカをやらかす率が減ってきたのだなーなんて
ひとりでにまにまと気味の悪い笑みを浮かべている。
でもこれ、実際は『秋川は言っても聞かん』が周知しただけかも……
いや、そういう話ではなかった(書いてから言うな!)

版元さんによって色々違う、という件。
校了、責了、脱稿などいう言葉の使い方
契約書を交わす時期、支払いが発生するまでの期間
著者校で使うペンの色まで異なる。
(これは実は非常に驚いた。著者というのは赤で校正するものだと
ばかり思っていたがそうではないところもあった)
そんな中、一番面白いのは(正確には面白がっていられるのは)
告知タイミングではないかと私は思っている。
刊行が決まってそれを皆様にお知らせするタイミング。
某社はとんでもなく辛くて、どんなものを書いていても
版元が告知を終えないと、書き手は呟くことすら躊躇われる。
某社はわりと甘くて、校正に入ったぐらいのタイミングなら
「やっておしまい!」(こうは言わない)
某社はもっと甘くて、なんでもいいから触れ回れ……
(実際、ここまではない……汗)
某社は……もういい!

とまあこんな具合である。
これは刊行だけでなく増刷などの場合も似たような感じ。
で、増刷のご連絡をいただいたあと、これは言っていいの?悪いの?
なんて悩んだりもするのだ。
なので、今回『増刷決まりましたー!』と連絡をいただいたとき
ストレートに訊ねた。
その答えが、冒頭一文である。
聞きたがり、言いがりの私には秘密は大変重い。
デビューの時など、決まってから告知までの間に
原稿そのものよりも秘密厳守のために胃に穴があきそうだった。
そんな私にとって、「言ってもいいわよん」はとてもありがたい話。

ということで、盛大(でもない)に威張ってみる。

「放課後の厨房男子」増刷となりました!!!

ひとえに手にとってくださった方のおかげと感謝しております。
続刊刊行のどさくさでも、どこかの書店の倉庫の片隅に
箱に入ったままの『放課後の厨房男子』が三千部ぐらい積まれていても
知ったことではありませぬ、とにかく秋川大喜び。
皆様、本当にありがとうございました!!!!

ちなみに続刊「放課後の厨房男子 進路編」は10月27日刊行予定。
男子校の調理実習室に巣くう万年腹へり男子が頑張る話です。
進路、恋、家庭の事情……あれこれ悩みは多いけれど
ちっとも重大に思えてこないのは秋川のカラーだとご勘弁ください。
前巻をお読みいただいた方がおそらく気にしていただいたであろう
部長渾身のコンテスト優勝弁当も再現されます。
通販サイトで予約も始まっておりますので
どんな感じかなーだけでもいいので覗いてやってくださいませ。




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