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夢物語書き [日常]

0.00001でも0ではない。

私が物書きになっていただいた感想のトップ2は
「上手く行きすぎ」「こんな人いない」である。

当然である。

なぜなら私はノンフィクションライターではなくて
腐れ物書きなのだ。
妄想を活字に写して
でやでやでやーっと無責任に放り出すだけの簡単なお仕事……
いや、これはさすがに身も蓋もない。
たとえ事実だとしても自ら言うには痛すぎる。
(事実だから痛いって指摘は死者を鞭打つ行為ですのでご勘弁)
だからあえて言う。
妄想じゃありません、想像です(爆)

それはさておき、世はお盆休み
普通なら通勤途上でちらっとこのブログを読んでくださる人も
懐かしい人との再会や休息、あるいは家族サービスや趣味の追求などに忙しいはず。
それでも読んでくださるのはよほど気持ちと時間に余裕がある方と信じて
どうしてこうもご都合主義な話ばかり書くのか
ということについてちょっと語ってみたい。
(とかなんとか言って、今月は意地でも『仕事しない』と決めたせいで
時間と書きたい欲を持て余しているだけ)

人が物語を読む、あるいは映画を観る目的はなんだろう。
異論はことごとく認める! という前提で書くと
私は『現実逃避』だと思う。
理解できない学問、先が見えない仕事、上手く行かない人間関係……
そんなものたちから、たとえ一時でも逃れたい
物語の中だけでもいいからすかっとしたい!
そんな気持ちで、本や映画に向かう。
本や映画からなにかを学び、明日に生かしたいという気持ちは
皆無とは言わないけれど、二の次三の次
「やったぜ、ベイビー!」(死語)と叫べればそれでOK。
少なくとも、私はそうなのだ。
その証拠に、私が学生時代から延々読みあさったのは
ハーレクインシリーズだった。
不細工な上に性格は頑な、さらに万年肥満児だった私は
正論を振りかざしていい気になっては人に嫌われ
痛々しいとしか言いようのない青春を送った。
もちろん年齢=彼氏居ない歴、しかもそれを周りのせいにしていた。
要するに『私のまわりには、私の魅力に気付かない馬鹿しかいない』
というとんでもなく間違った思い込みの中で生きていたのだ。
だからこそ、一見平凡、あるいは劣って見えるヒロイン(矛盾表現だな)が
ヒーローに見出され、あれよあれよという間に幸せになっていく姿に自分を重ね
シンデレラストーリーに酔いしれていたのである。
そう、いつかきっと私も……と……

はい、ここでどこかのチョコレート大好き女の呟き引用。

『シンデレラって、もともといいとこのお嬢さんじゃん』

その上シンデレラは容姿も性格も素敵だし、床だってせっせと磨く働き者。
棚すら作らないくせに、ぼた餅を待ち続ける私とは雲泥の差……

という事実に気付いたのはかなり後になってから。
それまでに、私が読んだハーレクインシリーズは三桁に止まらない冊数だった。
(ちなみにそれ以外の本も同等、あるいはそれ以上に読破した。なんせ田舎で
経済的に問題ありだったので、娯楽が読書ぐらいしか……うう)
それでも思い込みというのはすごいもので
現実から目を背けまくり
なんの根拠もなく「いつかきっと……」を盲信していたおかげで
私にもいわゆる『boy meets girl』が訪れ、生涯の伴侶を得ることが出来た。
ついでに親の立場を経験することも出来た。(親としての辛酸も嘗めまくった/笑)
挙げ句の果てに、とっくにあきらめたはずの『物書きになる』という夢まで叶った。
まさに『信じるものは救われる』である。

そんな私の経験から言えることは一つ
世の中何が起こるかわからない。
シンデレラほど氏素性が正しくなくても
シンデレラっぽい成り行きになることはある。
あり得ないほど都合がいい物語を読み続けて
いつかきっとこうなる! と信じることは無意味じゃない。
だからこそ、よりたくさん読めるように
シンデレラみたいな物語がそこら中にばらまかれている必要がある!
……なんて思っているのである。

私を性善説信者だと言う人がいるが、実はそれは違う。
私は根っからの性悪説の人だ。
だからこそ、信じがたいほどの善人にたくさん触れ
隙あらば溢れようとする悪を封じ込めたい。
自分が書く物語で、自分を説得しようとしている。
それが、現在私がやっていることである。
私の中にいる極悪人を全部ひっくり返して書けば
誰もが驚く善人が出来上がる。
過去の失敗、不運をひっくり返せば
何もかもが上手く行く話を作るのも簡単。
私ほど「都合のいい話」を書くのに向いている
人間はいないのである。

正直に言えば、不幸な物語を読みあさった時期もあった。
この人たちよりは……なんてあさましく悲しい比較をして
自分を慰めることでなんとか生きていた。
幸せな人を見ることで、より辛くなる気持ちも
お笑い番組すら観られないほどの落ち込みも経験した。
だから、ハッピーエンドじゃない物語の必要性は
私なりに理解しているつもりなのだ。

でも、今の私には悲しく辛い物語を綴る精神力がない。
過去の出来事を過去という箱に封じ込められない。
実際に試みたことはある。
あれからもうずいぶん時が流れた。
もうそろそろ向き合えるのではないか、と思って筆を執ったのに
書き切ることが出来なかった。
どろどろの物語の中にあり得ない善人を放り込むことで
全体の色調を薄め、未来の可能性を拓いて終わらせた。
もちろん、書こうと思えただけ前進していることは確かだし
いつかは書けるのかもしれない。
でもそれは今じゃない、と痛感させられた。

みんな幸せになりました、と書くことで
私は自分自身を慰めている。
世の中には信じられないほどの悪人がいて
大作家すら想像しなかったような悲惨な事件が発生する。
それならその逆だって0とは言えない。
びっくりするほどの善人ばかりが集まる町があって
現実とは思えないほど都合よく話が進むことだって
絶対にないとは言いきれないではないか。
類友という言葉があるし、そんな人たちをお手本にしていれば、
いつかは本当に彼らに会えるかもしれない。
何もかもが上手くいく町の一員になれるかもしれない。
可能性が0.00001パーセントでも、それは0じゃない。
そんな気持ちで、ご都合主義で善人だらけの物語を書いている。
誰よりも私自身のために……




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『SHOW BOY』&『夢ぞろぞろ』 [日常]

仕事で書かないとブログの更新が増える(笑)

『厨房男子』の続編が決まったから、と言うわけではないけれど
先月、今月と続けて舞台を見に行くことができた。
観劇というのはなんとも難しくて
上演期間は限られるし、スケジュールをあけてさあ行くぞ!……と思っても
気付いたときには抽選期間終了、応募してても当たらないなんてことはざらなのだ。
かくいう私も、『チーム厨房男子』の諸君が出演している作品は
可能な限り見に行くつもりでいるのだけれど
時間が合わない以上に、まーチケットが取れない,取れない……
『残念ながら……』で始まるメールを幾度目にしたことか!
さらに、抽選がない作品でも熱狂的ファンは必ず存在していて
ばたばたしてて気付いたら完売……なんてことに……。
(こちらは抽選外れよりさらに悔しい、自分さえしっかりしてれば! となる)

それでも神は腐れ物書きを見捨てきったりはしないようで
とにかく倍率の低そうな平日昼間を狙って応募してみたら当選、
チケット発売日をスケジュールにしっかり入れてWEBから申し込み、ということで
なんとか二作品のチケットをゲットした。

ということで,以下感想。

・『SHOW BOY』 ふぉ~ゆ~主演 シアタークリエにて

例のイケメン君たちは、タップダンスを踊ったり
ピアノを弾いたり、中国語会話を披露したり
手品やジャグリングに挑んだり……と
それぞれに与えられた課題を見事に完遂。
あの忙しいスケジュールの中で,いったいどうやって練習したのか
もしかしたら彼らには影武者がいるのでは? 
と目をごしごし擦って本人確認してしまうほどだった。

けれど、どこから観たって彼らは彼らで
終演後ご挨拶に押しかけた私に
「あ、来てらっしゃったんですかあ~」
なんて,気さくな笑顔を向けてくれた。
ホントにね……疲れてるに違いないし
夜の公演だってあるのに、なんて良い子たち。
中身はちっとも変わらない。
でも『技量』は間違いなく上がっている。
なんというか、物語の構成にも理由はあるのだろうが
全員が『俺こそ主役』のオーラを出していた。
自信に溢れ、ストーリーの中心にどっかと立っていたのだ。

もうね……おばちゃん,大感激。
もとから彼らのファンだった人たちは
「もともとすごいんです!」
って怒るかもしれないけれど
私は彼らのステージを観たのは『放課後の厨房男子』が初めてで
そこを原点とするしかない。
たった一年しか知らない私にもわかるほど、彼らは大きくなった。
去年から今年にかけて
個人で立つ舞台をたくさん経験したことで
グループではなくひとりの役者としてのあり方を身につけたんだろうな……
なんて勝手に思っている。
個人活動が増えることで、揃っての活動が減るグループもあるけれど
彼らはそうはならないと信じたい。
ひとりひとりが外で得たものを持ち帰り、さらにグループが伸びていく。
そんなグループに違いないし、そうあってほしいと願っている。


・『夢ぞろぞろ』 田中穂先(柿喰う客) 小沢道成 シアター711にて

田中穂先さんは厨房男子で舞踏部の一員,長谷川を演じてくれた方である。
(あの五七五調でしゃべる人といえばわかる人にはわかるだろう)
昨冬の『美少年』という作品も拝見したときも圧倒的熱量(汗の量?)に
降参状態だったけれど、あのときは演者は四人。しかも年齢的にも
一番若く、先輩方を頼りにしている感じが大きかった。
ところが、今回はふたり芝居である。
ということは、穂先さんの台詞もシーンも倍増、汗の量も倍……
いや、そんなことはどうでもいい。(よくない。汗の量は気合いの現れだ)
相手役の小沢さんは素晴らしい俳優だけれど
それだけに、抜擢してくれた期待を裏切らないよう頑張らないといけない。
実は私は、心配していた。
大丈夫か,長谷川ーーーー! って。
でもね、そんな心配、まったくいらなかった。
穂先さんは素晴らしかった。
他人からみればなんの問題もない日常、
それでも躓き,進めなくなってしまった自分を持て余し
迷い、苦しむ若者の姿を見事に描き上げた。
さらに、相手役の小沢さんとのやりとりの中で
簡単には解決しないだろうわかっている問題であっても
自分を肯定することで、いつかは乗り越えられるのかもしれない、
と思わせてくれた。
観客に希望と勇気をくれた。

ネタバレは悪だと承知の上で一言だけ書く。

『ここまでは来れるから』

この一言は、なにかというと卑下ばかりしている者(=私)への最大のエールだ。
進めない,踏み込めない距離よりも、これまで進んできた距離の肯定。
主催の小沢さんが『優しい物語』を創りたかったと仰っていたとおり
『夢ぞろぞろ』は本当に優しい物語であると同時に『許しの物語』でもあると思う。
過去の自分、今の自分、そして未来の自分をも許す物語。
ひとりでも多くの方に観ていただきたいと思う。
公演は下北沢『シアター711』で12日まで。
当日券も必ず出します、予約は上演2時間前までOKですという舞台
お時間のある方は、ぜひ。
(ちなみにこの二時間前までOKというのは,あまりにも暑くて並んでいただくのが
気の毒だから、という理由だそうです。本当に優しい……)

ということで、観劇記終了。
とにかく今は、
一年間、様々な経験を積んできた彼らが創る『放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味』が
楽しみでならない。


パンフレット.JPG





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8月は夏休み [日常]

あーなーつやすみー!

七月末締切の原稿を月半ばに提出
ちょっと打ち合わせをしたあと
最速で改稿して再提出。
なんというか、久々に書くのが楽しかった。
楽しすぎて予定枚数を大幅に超過
自分で削りかねて、またしても編集担当さんに丸投げ。
でもあちらはさすがにプロ。
枝葉末節をさっさと見つけてばっさり削除。
ついでに足りないところの書き足し指示。
方針が明確だから、あっという間に直せた。
いつもながらに、編集担当さんという存在に感謝する。
世の中には、編集者なんていらないという人もいるらしいけど
私には無理。
暴走する筆を的確に導く存在は必要不可欠だと思う。
もちろん、相性の良し悪しはあるし、
長年かけて築いた信頼が、瞬く間に崩れることもあるけれど……

それはさておき、とにかく夏の原稿は終わった。
秋から書く予定のプロットも無理やり形にした。
先を思うと不安しかないけれど、それも今は棚上げにして
夏休みを取ろうと思う。

今年の夏はいろいろな意味でタイミングがいい。
仕事とは関係のない旅をして
仕事とは関係のないものを食べ
仕事とは関係のない酒を呑み
仕事とは関係のないものを書く。
(結局書くんかい!)
そんな夏にしたいと思う。

というわけで、八月はお休み
皆様もよき夏をお過ごしください。
(とか言ってても、校正紙はどかどか届くんだろうけど)


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【刊行予告】

放課後の厨房男子 まかない飯篇 (幻冬舎文庫) 8月6日刊行

   表紙は単行本のときと同じですが、おそらく帯に『彼ら』が……


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舞台『放課後の厨房男子』続編決定御礼 [小説のこと]

そこに連れて行ってくれる方々に深礼。

昨秋、舞台化された拙作『放課後の厨房男子』は
お陰様で大入り袋が出るほどの活況、
博品館劇場の当日券行列記録更新という快挙を成し遂げた。
出演者、スタッフはもちろん大喜び、腐れ原作者は狂喜乱舞だった。
それでも、再演、続編となると話はそう簡単ではない。
それは千秋楽を迎える前からわかっていた。

実は、千穐楽の前日制作サイドの方々と話す機会に恵まれた。
その場には出演者の皆様もいて、千穐楽を前に再会への意気を高めていた。
言うまでもなく、再演、続編への期待だ。
「絶対またやろう」「また会いましょう」という言葉が飛び交うたびに
みんなが制作サイドの方々を見る。
「再演、お願いしますよ-」と明に暗に語る中、彼らは困った様な顔で笑っていた。

これは難しいかもしれないなあ……

正直、そんなふうに感じた。
もちろん、彼らは『なんとか再演できるようにがんばっていきます』とは
言ってくれた、それでもなお、できない可能性の方が高いと思ってしまったのだ。

千秋楽を迎えたあと、しばらくして彼らにお目にかかる機会があった。
そのときも、『頑張っています』と仰っていただいたけれど
私はあまり信じていなかった。
なにより……出演してくださった方々があまりにも忙しすぎて
来年のスケジュールが押さえられないのではないか、と不安だった。
「会いに行けるアイドル」であるふぉ~ゆ~君たちは、舞台に上がりっぱなし。
それどころか、テレビでもちょくちょく目にするようになってきた。
きっと彼らのこれまでの努力と人柄の良さが、ようやく時代を捕まえたのだろう。
よかったねえ、と思う反面、辛い気持ちが溢れた。

遠くに行っちゃうなあ……厨房男子、難しいかもなあ……

一度だけでも演じてもらえてよかった、と『思い出箱』にしまおうとしたとき
『厨房男子』シリーズを担当してくださった編集者さんから連絡があった。

明日、ニッポン放送さんが来社されます、きっと再演の話でしょうと……

翌日私は、打ち合わせが終わり次第連絡するという言葉を信じ、ひたすら待っていた。
そしてメールで届いたのが、『放課後の厨房男子2』という
明らかに続編とわかる企画書。
再演ならいろいろ再利用できて助か……(以下自粛)
という大人の事情をぶっ飛ばしての続編作成。
大丈夫なのか、本当に! とひやひやどきどきしているところに
さらに聞かされた『リターンマッチは恋の味』なるサブタイトル。
おい待て、恋されるのはいったい誰なんだ、
うらやましいからちょっと代われ、と叫びそうになった。

いや、おおむねはわかってますよ。
これでも私、原作者ですから。
でも、原作が良い意味で行方不明になるのが舞台版厨房男子だから
思いもよらぬ脚本が届く可能性は高い。
しかも、脚本があるからといって、思惑どおりに演じるとは限らないのが
あのカンパニーなのである。
でもいいの、やりたいようにやってください
とにかくまた彼らが演じてくれるなら、余は満足じゃ。

そんな気持ちで企画書を捲った私の目に飛び込んできたのはこんな一文。

『年をまたいでも日々届く続編公演待望の声にお応えし
さらなる盛り上がりをつくってまいりたく存じます』

ありがとう、末那高包丁部&舞踏部&顧問教諭の熱いファンの皆様!

結局、なにかを動かすのは、真にそれを望む人の声だ。
しかも、どちらかというと送る側ではなく受け取る側の声。
あの舞台を見てくださった人、見られなくて悔しいと思ってくださった人
おひとりおひとりが、生の声を制作サイドに届けてくれた。
終演直後のみならず、ずっと、ずっと……
その効果は、何気なく要望を送ってくださった方が思うより
百倍も千倍も大きかった。
だからこその続編決定だと私は思っている。

ほんとうにありがとう……また舞台の上の彼らが見られる。
他の作品も拝見してはいるけれど、やはり自作は特別。
そんな機会を二度もいただけたことに、感謝することしきりである。
(しかも今回は、博品館と日経ホールに大阪のIMPホールを加えての三会場。
こちらからも伺いたい、という願いまで叶えていただけ、秋川感涙)

そして、演者&スタッフの皆さん。
ぎっちぎちのスケジュールの中、続編の話を快諾してくれてありがとう。
できれば転校生は出したくなかった。
新しい子を受け入れるのはぜんぜんありだけど、誰もいなくならないで。
そんな我が儘な期待にしっかり応えてくれてありがとう。
もちろん、続編を決めてくれたニッポン放送さんもありがとう。
もうね、どっちにも足を向けて寝られない。
かくなる上は立ったまま寝るしかねえ! という感じ。

立ったままは大変寝づらく、もぞもぞ起き出した私は
週末の有楽町に参上し、フライヤー(配布用広告)をゲットした。
この素敵な笑顔を手元に置きたいと思われた方は
『ニッポン放送社屋』あるいは『博品館劇場』へGO!
おひとりさま三枚まで持ち帰れるそうですので
愛玩用、布教用、永久保存用とご活用ください。
ちなみに、土日は『ニッポン放送』はしまっておりますので
くれぐれもお気をつけください。

駅から三分のニッポン放送に入れず、博品館まで遠征した秋川からは以上です。
(ちなみに腐っても原作者、言えばもらえるのは百も承知だけれど、
待ちきれなかった&暇だっただけなのであしからず)

フライヤー.JPG





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インプットの日々 [日常]

旅から旅へ。

今年こそはゆっくりする!
それは年頭に当たっての私の決意であった。
スケジュールに余裕を持たせて
いろいろなものを観て、旅行にも行って
人生を謳歌してやるぞ! 的な……
あーんど、インプットしなきゃアウトプットはできない、みたいな。

お陰様でスケジュールはそこそこゆとりがある。
(喜ぶべきことかどうかは別問題だが)
やったぜ秋川、遊ぶぞ秋川、お出かけするのだ秋川!
ということで、いろいろ予定をぶっ込んだ。
結果、この三ヶ月の私の足跡帳はこんな感じ

福岡 広島 兵庫 大阪 愛知 石川 富山 東京 千葉 宮城 

これであと四国のどこかと北海道に行けば、天気予報の地方区分網羅ではないか。
今年はいっぱい旅をすると決めたけれど
ここまで短期間に詰め込む必要はあったのか?
いったい何の修行だ? と自分に真顔で訊きたくなる。

全国各地で美味しいものと美味しいお酒をいただきまくり
体重は大いに増加。(まじで『大いに』である!)
たぶん私が虹の橋を渡るときは診断書に『肥満』と書いてあることだろう。
でもまあ、摂生しまくっての長命とやりたい放題の短命ならば
文句なしにやりたい放題を選ぶ性格なので悔いはない。
とにかく忙しく楽しく疲れまくりの三ヶ月だった。
この経験はきっと今後私が書くものに、大いなる影響を与えてくれるだろう。
発表する場をいただければありがたいけれど
どこも引き受けていただけなくてもそれはそれ。
もともと私は、自分だけのために、自分が読みたいものを書き散らしていたのだから
そこに戻るだけの話である。

そんなこんなで、やっと観光情報検索機ではなく
ワープロとしてのパソコンの前に戻ってくることができた私。
今後しばらく執筆に専念するつも……
ちょっと待て、来月は外面内面どっちもイケメンな四人組の舞台があるじゃないか。
さすがに個別の出演作品を追いかけるわけにいかなくなって
(頑張りすぎだよね、ふぉ~ゆ~くんたち)
しばらくご無沙汰していたけれど、四人揃っての舞台となったら
やっぱりねえ……とばかりに抽選参戦、無事ゲット(万歳!)

あーあ……これではいくらインプットしてもアウトプットしている暇がねえ!
でもいいや。楽しいから。
ということで、インプットという名の遊びまくり報告でした!
どちらさまも御身お大切に~



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刊行予告修正! [小説のこと]

間違えました……

前回上げた記事の刊行日に間違いがありました。
謹んでお詫びいたします。

居酒屋ぼったくり7 文庫       21日 → 16日
ありふれたチョコレート1comics    21日 → 16日


以上です。

なんでこんな間違いをしてしまったのか……
もはや頭のねじが数本どこかに行ってしまったとしか思えません。
本当に申し訳ありませんでした。
呆れず、よろしくお願いいたします。


子どもがひとり巣立ち
私が物書きになるきっかけとなった事情も解消
いろいろなことを少しずつ片付けて
今年はひとつひとつの仕事にじっくり取り組もうと思っていたのに
のっけからこのていたらく……本当にめげる。
それでも今日は五月らしい素敵な空だし
まだ朝だからむっとするような空気もない。
爽やかな一日の始まり。
気を引き締めて、今日の仕事に挑もう。

どちらさまも素敵な一日になりますように……



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刊行報告&予告 [小説のこと]

おびただしく手が回らない。

二月から三月にかけて二泊三日の旅を三度繰り返した。
いや、旅じゃない、全部『所用』というやつ。
家族の都合であっちへ行ったりこっちへ行ったり
なんで今年に限ってこんなに重なるのだ! と喚きつつ移動していた。
例年なら子どもたちが長い休みに入るこの時期は
足の赴くまま、気の向くまま、取材という名の旅放題のはずなのに
今年は私自身が行きたいところまったく行けず
フラストレーションてんこ盛りなのであーる!

不在が長いということはそれだけ仕事をする時間がないということ
一時は物書きになって以来初めて、
「〆切に間に合いません、ごめんなさい』
という事態発生かと生きた心地がしなかった。
それでもなんとか書き上げて、えいやっと編集担当に丸投げ
やれやれと振り返ったら校正紙が山積みーーーー
という、よく考えたらいつもどおりの四月……
我ながら、進歩のないことこの上なしだ。

とか嘆いていても仕方がない。
とりあえずあれこれ予告しないと
またお叱りを受けてしまう……とカレンダーを見て唸った。
居酒屋話の文庫はもう刊行しちゃってる
百貨店話の文庫、来週発売……
5月に文庫とコミックと新刊単行本がまとめて出る!!!
告知、さぼりすぎだろ秋川!!

ということで土下座しながら告知。

居酒屋ぼったくり6 文庫          アルファポリス 3月27日 刊行しました
幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動 文庫   講談社     4月16日  出荷予定
マチのお気楽料理教室 単行本         講談社     5月21日  出荷予定
comics ありふれたチョコレート1      アルファポリス   〃
居酒屋ぼったくり7 文庫          アルファポリス   〃

以上、ドタバタと刊行予定。
どちら様もお見かけの際はよろしくお願いいたします。

なお、『マチのお気楽料理教室』の紹介文は以下のとおり。

*************************************

元ツアコン・万智の
絶品「郷土料理」教室は
「思いやり」に溢れている……

お題は『どんどろけ飯』『トンテキ』『冷や汁』etc.
ざっくりだけれど、楽しく、美味しく、親切に。

ツアーコンダクターとして15年間、国内外を旅してきた常磐万智(ときわまち)は、
義母の介護のため退職。旅先で料理について学んだ経験を生かし、
義母の死去後、自宅で料理教室を営むことに。
珍しい郷土料理を扱う教室には、亡き妻を偲び、あるいは両親のため、
老若男女の生徒たちが通ってくる。そして万智の家庭にもある事情が……

**************************************

なんだよ『ある事情って!』と思われた方はチャンネル登録と高評価……
ではなく(←YouTubeかぶれ)、是非是非手にとってご覧ください。
こんな料理教室で金を取るな! みたいなぬるーいキッチンスタジオ風景に
苦笑すること請け合いです!

ということで、ゴールデンウイーク十連休のおかげで
校正印刷スケジュールぐちゃぐちゃ、死にそうな秋川でした。
とっぴんぱらりのぷう。



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ブリギッテ=ヨシコ・プルッフノフさん個展開催中 [小説のこと]

是非ご覧ください。

拙作『向日葵のある台所』(KADOKAWA)の表紙を飾ってくださった
ブリギッテ=ヨシコ・プルッフノフさんの個展が始まりました。
場所は銀座三越、7階のギャラリー
期間は 3月13日から19日(最終日は18時にて終了)ですので
ご都合が合う方は、是非是非ご覧ください。

詳細はこちら ↓

https://www.mitsukoshi.mistore.jp/ginza/shops/living/gallery/shopnews_list/shopnews036.html


向日葵 帯付き.jpg

宣伝をかねて(笑)、『向日葵のある台所』の表紙も貼っておきます。
何度見ても素敵な絵……他の作品も観てみたい! と思いませんか?
私は思います!(力説&拳握りまくり)
なんとか時間を作って、出かけますとも!

ということで緊急告知でした。
どちらさまも、素敵な一日をお過ごしください。


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今後のこと [小説のこと]

曲がりくねった直線を前へ前へとバックする。

子どものころ、そんな文章を目にしたことがある。
言うまでもなく矛盾をテーマにした言葉遊びであるが
実はこの文章、恐ろしく長く、8章ぐらいまであるらしい。
(気になる方は目の前のお利口さんな箱に訊いてみてください)
なんとも馬鹿馬鹿しい文章の連続なのだが
今の私は、なんとなくこの文章みたいだなーと思っている。

大きなシリーズを終わらせて、さあ次、となっても
やっぱりテーマは同じ。
心理的にはちっとも前進した気がしない。
お金をいただく物書きなのだから、需要を考えるのは当たり前
それは重々承知でも、ええんか、これで?……となってしまう。
まあ、注文があるうちはいいんでしょ、と開き直るしかないが
己の限界を突きつけられているようでけっこう辛い。

……というような愚痴(あるいは自虐自慢?)はさておき
今後の予定をちらりと……

・3月末 『居酒屋ぼったくり6 文庫』         アルファポリス
・4月  『幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動 文庫』 講談社
・5月  新作(タイトル未定)             講談社

とまあ、今お知らせできるのはこんな感じ。

これ以外に、今手がけているもの、その次に着手するもの、文庫の続刊……あたりが
今年中の刊行になる予定です。
コミカライズも……あるといいなあ……たぶんあるでしょ(楽観的)

ということで、今後の予定でした。
ちなみに今年の(も?)秋川のテーマは『旅』
公私ともに、できる限り旅に出てやる! と意気込んでおります。
旅日記はなかなか上げられませんが、
どちらさまも引き続きよろしくお願いいたします。



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『居酒屋ぼったくり11』(最終巻)刊行案内 [小説のこと]

お陰様で……

WEB上で『居酒屋ぼったくり』を完結させたのは
2013年の1月だったと記憶している。
WEB上の第一話『居酒屋ぼったくり』の投稿が
2012年の6月ごろだったから、都合半年で完結させたことになる。
だがしかし!
書籍第1巻の刊行が2014年5月、11巻完結が2019年2月……
なんとまあ、書籍化というのは時間がかかるのだろう!
なんて言ったら罰が当たるだろうけれど
とにかく、無事完結を迎えられてほっとしている。

『居酒屋ぼったくり』はなにも事件が起こらない話である。
短編連作という形態も含めて、続けようと思えば続けられる。
実際にそれを望む声も(少しは)あった。
けれど、『居酒屋ぼったくり」は既に完結している作品だし
私自身が、終わり方をとても気に入っている。
だからこそここで終わらせる。
予定どおりに。

本当は10巻で終わらせたかったのだが
諸般の都合で、第3巻が完全書き下ろしとなったせいで
11巻というちょっと収まりの悪い感じになってしまった。
でもまあ、それはそれで私らしいし
物書きの訃報が相次ぐ中、未完に終わらずに
本当に良かったと安堵している。


ということで、『居酒屋ぼったくり11』本日発送となります。
早いところでは今日から店頭に並び始めると思いますので
お見かけの際は、よろしくお願いいたします。

書影はこんな感じ。
新装開店で嬉しそうな姉妹をごらんください。
なお、文庫のほうは6巻が3月末刊行ですので
こちらもよろしく願いいたします。

これまでのご愛顧に感謝するとともに
読んでくださった皆様のご多幸を
心よりお祈り申し上げます。


ぼったくり11書影.jpg




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